久しぶりに木に登ったら
中年になってから思う事は、街並みとか周りの風景がかなり変わってきたということ。特に思うのがすすきを見なくなったということ。植物のすすきのことです。
あたり一面が雑草というか草木が生い茂った原っぱというのがあったのですが、最近では舗装された道ばかりになり、草木が生い茂った小さな森のような一帯は全く無くなりました。とりあえず舗装して駐車場のようにしていますが、使われていない荒れ地も結構多いような気がします。
そんな昔は草が大量に生い茂っていたが家の近くの路地裏を歩いていたのですが、 ６歳位の子供が、机の上にかかっているブーメランのようなおもちゃを見つめているのです。
「どうしたのか？ 」と子供に聞いてみたら、投げて遊んでいたら木に引っかかってしまったということのようです。いくら舗装されているとは言え、際全て伐採されていないということです。子供に状況を聞いた手前、そのまま立ち去るわけにもいかず、取ってあげることにしました。
木に登るのは１０年ぶりくらいでしょうか？猿のようにサクサクと登っていこうと思ったのですが、足のグリップが利かないというか、久しぶりの木の感触に戸惑ってしまいました。足の置き場に困りながらどうにか登っていき、地上から３メーターくらいの位置まで行って手を伸ばしてブーメランを払い落としました。
子供は喜んでブーメランを眺めています。さてここからが問題なのです。登ることに苦労しそうですが、私の場合はどうにか上ることができて、その後降りるのが怖いのです。足を踏み外せば打撲では済まないかもいも？と思ったらビビッてしまって前に進めなくなります。
いつまでも木にしがみついていても変なので、大丈夫とは思いませんでしたが、足をトントンと下に探しながら降りていきましたが、予想通りラストの１メーターはずり落ちてしまいました。しっかりと腰から落ちましたので、ダメージはかなり大きいのです。
怪我は、弁慶の青アザと腰の打撲程度でしたが、精神的なダメージが大きく残りました。木登りもならなくなるとできなくなるということを知りました。
edited bywemgool
at2014/01/05 - 16:08
